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彼が間違えると、同じように彼女も間違えることになります。
大阪の有名ホテルの最上階に音楽を聴きながら食事のできるところがあり、宿泊した際出かけてみました。
すると面白い光景をいろいろ見ることとなりました。
まず、フォークもおいてありますが、どの人もお箸で食べています。
取り皿があっても使わず、箸をつけたところからダイレクトに口に運んでいます。
ロールパンは豪快丸かじり。
バターは周りにたっぷり。
布ナプキンは端によけてあります。
立性は、男性が席をはずした隙に大口を開け、詰めこめるだけ詰めこんでいます。
それも口を上に向けながら自分だけしかいないと思っているのか、これが大阪の常識か確認はとれていませんが、とても驚きました。
有名で人気はありますが、一流ホテルではない証拠でしょう。
どこから、どんな人があなたを見ているかわかりません。
やはりそれなりの場所であれば、それなりのマナーを身につけていてほしいものです。
他人を不快にさせる行動、言動は慎み、誰が見ても「ああ感じよい人ね、締麗な食べ方」と評価される女性を目指しましょう。
まずは口一杯に頬ばらないこと。
次に食べるまでの「間」が大切です。
これも美味しいあれも美味しいと、次から次へ口に放りこまないことです。
音は決して出してはいけません。
姿勢を正して、ナイフとフォークを使い、ナプキンは必ず膝の上に置き、時に口元を押さえます。
一人もくもくと食べるのではなく、ご一緒の方と話題を選んで語り合いましょう。
ベースを合わせ、おしゃべりしすぎる相手には態度で注意を促しましょう。
お酒を飲むと、人格が豹変する方がいます。
これは厳重注意です。
レストラン自体、中年男性はなぜか足が遠のく傾向にあります。
女性たちとの会食で経費を当てにされ、否応なしに付き合わされてつまらなそうな顔をしている光景を日にします。
居酒屋だったらまだしも、ナイフとフォークが並んでいるだけで拒絶反応を起こす中年男性が多いようです。
フレンチやイタリアンともなると、マナーにこだわりすぎて固くなって味も楽しめず、何を食べたいかわからない様子です。
超一流レストランでもない限り、マナーにそうこだわることもないのですが・・・。
サービスを担当している人のスキルと優しさで、随分と差が出てくるのも事実です。
たとえば、料理ができ上がり、両手にディナープレートを持ってお客様の席までソースが崩れないように注意深く運んで来ました。
でも、お客様のナプキンはまだ膝の上には置かれておらず、依然テーブルの上。
大きな声で「ナプキンをお取りください」とウェイターが言ったならば、注意された子供のように泣きたい気分になってしまいます。
または顔を赤くして恥をかかされたと思われてしまうでしょう。
こんな時、思いやりのある優しい気持ちの持ち主は、お客様の聞き取れる音量を選び、トーンを低めにし、タイミングを十分考慮して「ナプキンをお願いします」と言ってくれます。
そんなグッドなウェイターであれば体面をつぶさずにすみますね。
これはもとを正せば、ナプキンを取るタイミングを把握していなかったことから起きた、後味の悪い体験です。
布製のナプキンは、ほとんどのレストランではお客様の着席前にテーブル上にセットされています。
それを取り上げ、膝に置くタイミングは、食前酒をいただいた後くらいがよいのです。
そのナプキンがお皿の中央にあれば間違いも起こらないのですが、お皿のサイドにセットしである時は左側をピックアップするようにします。
たとえ右側のものを取ってしまっても交換せず、お店の人に言って新しいものを持ってきてもらいましょう。
テーブルマナーのマニュアル本には「膝に置いたナプキンの輪(折り目)は手前にする」と書いてありますが、私はお茶のCMで有名なI先生の「輪を外側にすると、汚れは内側で拭くことになるので、周囲に汚れた部分を目に入れることがない」というこの方法が気に入って、皆さんにお薦めしています。
食前酒から食後酒までお酒は食事に欠かせない大切なもの。
料理とワイン、これは夫婦みたいなものでしょう。
どちらが欠けても寂しいもので、一緒にあれば話も進み、お味も一段と引き立つというものです。
ポイントは相性でしょうか。
食前酒に軽いカクテルはいかがでしょうか。
少し古いですが、相変わらずの人気はカシスを使ったカシスオレンジなどです。
最近では、南アフリカのベルニーニというマスカット風味のスパークリングワインが気に入っています。
ほのかにぶどうの香りがし、甘さを感じますが、その甘味度は爽やかです。
本来、食前酒は酸味のあるものが向いていると言われていますが、このベルニーニはシャンパンと同様に用いてもよい一種でしょう。
オリジナルで流行り出しているのは、日本酒をベースに使うカクテルです。
ブルーキユラパイナップルにミニ傘をデコレーションに使っています。
ではベースになるお酒別に紹介いたします。
ジン・カクテルの本家はイギリスで、ベースになるお酒はジンが17%を占めています。
カクテルの種類は2万種程度あると言われていますが、その7割がジンベースなのです。
ジンフイズやマティーニはその代表みたいなものです。
ちょっとおしゃれなギムソン、これは代表的存在のマティーニにオリーブを添えたものですが、飾りにパールオニオンを使うカクテルで、唯一の相違点はこの飾りだけです。
おしゃれで締麗なカクテルですが、日本での知名度は高くありません。
きっとオニオンよりオリーブに軍配が挙がったのでしょう。
ビギナーにも好評なのがジン・パック。
軽くさっぱりしています。
パックとは、お酒にレモンジュースとジンジャーエールを混ぜた飲み物をカクテルのタイプ別にした総称です。
ブランデーをベースにすればブランデー・パックになります。
シンガポール・スリング、この名前に記憶がある方も多いのではないでしょうか?ご存知の方は少ないのではありませんか。
ジンにレモンジュースとチェリーブランデーをミツクスし、それをシェイクしたものです。
このカクテルのイメージにはシンガポールのRホテルが登場します。
私には天井にくるくる回る羽根の扇風機とおしゃれな、しかし汗をかいた白いシャツ姿の男性のイメージが浮かんできます。
ウォッカは無色透明無臭で、いつの間にか飲みすぎて足をとられるので、女性の間では要注意のお酒として有名でした。
冷凍庫に入れてもとろりとなるだけで凍りません。
強い方はそれをストレートで味わうのが主流でしたが、無色無臭の特徴を活かしカクテルとして使用されることが多くなってきました。
トマトジュースとスパイスを入れブラディ・メアリー、オレンジジュースを加えてスクリュー・ドライバー、グレープフルーツジュースを加えてソルティー・ドッグ、りんごジュースでビッグ・アップル。
このようにさまざまなジュースを加えれば美しいカクテルに変身します。
パイナップルジュースにココナッツミルクで名前はチ・チ。
トロピカルドリンクの代表選手です、その名はハワイやグアムに出かけた方なら、滞在中一回は耳にするでしょう。
ラム・ダイキリはおよそ100年前にキューバの鉱山の名前からつけられました。
そこで働く技師たちが、ラム、ライムに砂糖を混ぜて作ったのが始まりと言われています。
